Windows10のAnniversary Update新要素

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Windows 10は毎年2回程度の大規模なアップデートを行って、Windows 10という名前のまま、今後もずっと機能面でも成長を続けていく方針であることがマイクロソフトから示されています。

今のところ「Windows 11」が世に出る予定はありません。

そんなWindows 10の最新の大規模アップデートが先日、アメリカ時間の8月2日から配信が開始されています。日本では8月3日あたりから段階的に適用されるパソコンが増えているようです。

このアップデートはWindows 10の1周年に当たる時期だったこともあり、機能面やユーザーインターフェイスなどの面で大幅な更新が行われています。名称も「Anniversary Update」とマイクロソフトがわざわざ命名するぐらいの力の入れようです。

今回はこの「Anniversary Update」で大きく変わったWindows 10の変更点の代表的なものをご紹介します。

スタートメニュー変更

Windows 10で復活したスタートメニューですが、Anniversary Updateでまたかなり大きく変わることになりました。

当初はスタートメニューで全アプリのリストを見るには「すべてのアプリ」のボタンを一度クリックする必要がありましたが、Anniversary Update導入後のスタートメニューでは、「よく使うアプリ」と表示エリアを共用する形で、最初からすべてのアプリの一覧が表示されるようになっています。

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また電源関連、設定アプリなどのボタンはアイコンでスタートメニューの左端に置かれる形になりました。

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Windows 8のタブレットモードのようなタイルをおけるスペースは、標準サイズのタイルが横に4つおける設定も可能になっています。

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設定アプリUI変更

Windows 10で新設された各種設定を行うための「設定」アプリのユーザーインターフェイス(UI)にも手が入りました。

個別機能の画面の整理のされ方が変更になっています。

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また、設定アプリの個別機能を直接スタートメニューにピン留めすることが可能になりました。

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スタートメニュー上によく使う設定画面へのショートカットを作ることが出来ます。

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Windows Ink実装

これからのWindows 10の手書き関連機能の基盤となるのではないかと思われる「Windows Ink」が実装されました。

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手書き入力用のアプリでは「定規」をあてることができて、それに添って手書き入力でも簡単に直線を引くことができます。

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ただ、今のWindows Inkはまだまだ機能的に不完全なもので、付箋アプリ(Windows 10ではSticky Notesアプリ)への手書き入力も日本語環境ではサポートされていませんが、将来的には地図上でルートを指でなぞると、その区間の距離を計算してくれる、などといったコンセプトが既に公開されています。

Edgeの拡張機能もウィンドウズ ストアから入手

Windows 10から新規搭載されたブラウザのEdgeの拡張機能もAnniversary Updateからは、ウィンドウズ ストアから入手するようになりました。

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面白い拡張機能としては、OneDriveから利用可能だったWebアプリ版のオフィス・スイート「Office Online」が拡張機能化されています。

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使い勝手などはWebアプリ版のOffice Onlineと大差ないのですが、拡張機能版の方はOneDrive上だけではなく、パソコンのローカルなハードディスクにある文書ファイルもそのまま開くことが出来ます。(内部的には、一度OneDriveにアップロードしているようです)

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フル機能が使えるわけではありませんが、Edgeがある程度の編集などにも対応可能なオフィスソフトの代用になってくれるわけです。

無線LAN搭載PCがMiracastレシーバー代わりに

無線LANの技術を利用して電波でディスプレイの内容を送信する方式の一つに、Miracastという規格があります。Windows 10のAnniversary Updateでは、無線LAN機能を搭載したパソコンがこのMiracast方式のレシーバー代わりになります。

Windows 10の「接続」アプリがこの役目を果たします。

Androidスマホのスクリーンミラーリングを「接続」アプリで受けてみました。

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画面を飛ばしている側の端末が対応していれば、接続アプリを動かしているパソコンのキーボードやマウスでスマートフォンなどに入力が行えるようにもなります。

Windows 10 Mobile搭載のWindowsスマホの「携帯電話向けContinuum」との相性も抜群です。

bashがWindows上で動くように

こちらはかなりマニアックな、どちらかというとソフトウェア開発技術者向けの内容です。

bash」という、UNIX系のOSで動いていたシェルプログラム(Windowsのコマンドプロンプトのようなもの)がWindows 10上でも動作するようになりました。

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Windowsに搭載されているコマンドプロンプトやPowerShellなどよりもずっと強力な機能を備えています。大量のファイルに対して似たような処理を行う場合などには、極めて強力な威力を発揮します。

この機能「Bash on Ubuntu on Windows」という名称なのですが、この名前の通り、「Ubuntu」という名前のLinuxの機能のかなりの部分が丸ごとWindows 10に移植されています。実はただbashが動くようになっただけではありません。

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Windows 10のままどんどん変わっていく

今後マイクロソフト側の大きな方針転換がない限り、Windows 10は今までであればWindowsのバージョンが上がるような大きな新機能もまるごと飲み込んでいくことになります。

より具体的には新しいWindowsを買うことなく、最新の機能が利用し続けられる、ということになります。

こういった点がWindows 10は「最後のWindows」と言われる所以です。

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