今のインスタントメッセンジャー的サービスの中ではかなりシェアが高いと思われるLINE、専用アプリは実はユニバーサルアプリ(UWP版)でWindows 10 Mobileにもリリースされています。
Windows 10 Mobileリリース後のかなり早い時期から公開されいていましたので、スマートフォン向けのメジャーなサービスの中ではかなり早い時期でのアプリのリリースで、個人用のアプリの少ないWindows 10 Mobileでは先駆け的存在でもあります。
また、UWP版としてリリースされていますので、同じアプリをパソコンの方のWindows 10でも利用可能なところも特徴的です。
今回はこのLINEアプリをWindows 10スマートフォンで利用する方法を説明します。
Windows ストアからインストール
Windows 10 Mobileでは基本的にアプリは公式アプリストアであるWindows ストアからインストールする形になります。そのためにはまず、ストアアプリを起動します。
スタート画面では手提げ袋型アイコンのタイルをタップします。
ストア アプリの画面では一般的には右肩にある虫眼鏡型のアイコンのボタンでアプリを検索します。
今回、ストアアプリ起動時には、たまたま告知画面にLINEアプリのバナーが表示されていましたので、こちらをタップしてLINEアプリインストール画面を呼び出すことももちろん可能です。
検索文字列の入力枠に今回は「line」と打ち込んで検索を行っています。
検索結果が表示されますので、LINEのアイコンをタップします。
「取得済み」との記載になっているのは、このWindows 10スマホで利用しているのと同じMicrosoftアカウントを使った別の端末で、LINEアプリをインストールしたことがあることを示しています。
LINEのインストール用の画面が表示されますので、「インストール」のボタンをタップします。
インストールが完了すると、すべてのアプリのリストにもLINEアプリが登録されます。
最初の起動はこちらから行うことになると思いますが、LINEをよく使われる方は、スタート画面にピン留めするのが良いでしょう。
こちらのアイコンをタップしてLINEアプリを起動します。
LINEアプリを起動して既存のIDとパスワードを利用する場合には、「ログイン」ボタンをタップします。
LINEのアカウントを持っていない、または、別アカウントを使いたい場合には「新規登録」ボタンを使います。
既存のIDとパスワードでログインするには、次の画面にID(メールアドレス)とパスワードを入力します。
入力後に「確認」ボタンをタップします。
これでWindows 10 Mobile端末でLINEが利用可能になります。
アカウントの引き継ぎ
現在のLINEのサービスでは、スマートフォンからの利用は1アカウントで1端末のみが使える制限が課せられています。Windows 10スマホでLINEを利用する以前に、他のスマートフォンでLINEのサービスを利用していた場合、データなどの引き継ぎにはLINEアプリの引き継ぎ機能を利用します。
例としてAndroidスマホからの引き継ぎを行う場合には、以下のように操作します。
AndroidスマホのLINEアプリを起動したら、ギア型のアイコンのボタンをタップします。
設定画面が開いたら「アカウントの引き継ぎ設定」をタップします。
アカウントの引き継ぎ設定の画面では、「アカウントを引き継ぐ」の後ろにあるスイッチをタップします。
次の確認画面で「OK」ボタンをタップすることで、引き継ぎ設定が行えるようになります。
Windows 10スマホ側で起動したLINEアプリから、引き継ぎを行いたいIDとパスワードでログインを行います。
すると、次の確認画面が表示されますので、引き継ぎを行って問題がなければ「確認」ボタンをタップします。
引き継ぎ手続きの確認のために認証番号がSMS経由で送られますので、これを送信する先を携帯電話の電話番号で指定します。
電話番号に間違いがなければ確認画面で「確認」のボタンをタップします。
SMSで送られてきた認証番号を入力して「次へ」ボタンをタップします。
初期設定の画面が表示されます。設定内容に問題がなければ「確認」ボタンをタップします。
これで引き継ぎ設定も完了です。
以上の操作でWindows 10 Mobile端末に設定を引き継ぐ形で、LINEのサービスが利用可能になりました。